下着の洗い方

下着の洗い方

大切な下着を、他の衣類と一緒に洗濯機で洗っていませんか?

ブラジャーを洗濯機で洗うことがNGとされる主な理由は、デリケートな構造と素材が傷みやすく、機能性や形状が失われてしまうからです。以下に詳しく解説します。


1. ワイヤーやパッドが変形する

ブラジャーはワイヤーやモールドカップなど繊細なパーツでできており、洗濯機の回転や脱水の衝撃によって変形しやすくなります。これによりバストのフィット感が悪くなり、形を整える本来の役割を果たせなくなる恐れがあります。


2. 生地が傷む・レースが破れる

レースやシフォン、ストレッチ素材など、ブラには柔らかくて薄い生地が多く使用されています。洗濯機で他の衣類と一緒に洗うと摩擦が起きやすく、毛羽立ちや破れの原因になります。特にホック部分が絡まって傷つくケースもあります。


3. 機能性の低下

ブラは型崩れしないことでバストの位置を保つ役割がありますが、洗濯機での洗浄によってストラップの伸び、アンダーゴムのゆるみなどが起こり、サポート力が落ちてしまいます。結果的にバストが垂れやすくなったり、姿勢にも影響することがあります。


正しいお手入れ方法とは?

理想的なのは「手洗い」です。ぬるま湯に重曹クエン酸を溶かし、つけおき洗いした後、タオルで水分を取り、陰干しするのがベストです。どうしても洗濯機を使う場合は、専用のネットに入れ「手洗いモード」「弱水流」などを選び、脱水時間も最小限にしましょう。


ブラジャーは肌に直接触れるアイテムであり、長く美しく保つためには丁寧なケアが不可欠です。少し手間をかけるだけで、フィット感や機能性が長持ちし、バストラインの美しさをキープできます。

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